くりくりと大きく潤んだ瞳がとってもキュートなチワワ。
室内犬の中でもダントツ人気のチワワは
かかるエサ代や必要な運動量などを考えても飼いやすくておすすめの犬種です。
日本では童謡「ゆきやこんこ」の「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」
のイメージから犬は寒さに強く、猫は寒さに弱いと思いがちですが、
チワワはそれにはあてはまりません。
原産国がメキシコであることと、体が小さなことから
冬の寒さには注意が必要です。
ではチワワの冬の過ごし方についていくつかご紹介します。
チワワにとって冬はどれくらい寒い?
大型犬は人間と比べても同等あるいはそれ以上の胴体の大きさになるため、
それだけ体温を蓄熱出来る容量が大きいと言えますが、
一方調小型犬であるチワワの平均体重は2~3キロ前後。
体が小さいことから体温を蓄熱出来る容量も少ないことがわかりますよね。
ですからチワワにとって冬の寒さは人間にとっての「厳冬」と考えられます。
そんなチワワの体温を維持させるためにも
冬にはなるべく洋服を着せてあげたり、
ケージの中に湯たんぽを置いてあげたりと対策してあげましょう。
チワワが冬寝るときの快適環境はどんな?
人間でさえ冷え込む朝には布団に潜り込んで
丸まってしまうことがありますよね。
そんな冷え込みの強い日は特に注意してあげてほしい
チワワちゃんが寝るときの環境。
一番簡単な解決方法としては布団で一緒に寝てあげることなのですが、
最近ではペットと一緒に寝るのはよくないという情報もあり、
あまり大々的にはおすすめできません。
そこでケージの中で寝るチワワちゃんにとって快適な環境に
おすすめなグッズをご紹介します。
一つはドーム型のペットベッドです。
巣穴のようになったベッドの中でチワワが過ごせば
チワワの体温で中の空気も温まります。
サイズを選ぶときには大きすぎず、小さすぎず、
チワワが入った時に若干余裕があるくらいのものを選びましょう。
それからケージ自体に毛布を被せることでも
冷え込みから守ることが出来ます。
雪国ではチワワの散歩はどうしてるの?
ペットショップの店員さんがチワワをお勧めするときには
「室内の運動量だけで十分なので毎日お散歩しなくてもいいですよ~」
なんて言われます。
ですが本当にお散歩が必要ないのかというと決してそうではありません。
実際外へ連れ出すととっても喜んで楽しそうに歩く姿を見ると、
「やっぱりお散歩は必要於だよね。」と実感します。
とはいえ雪国ではチワワを毎日お散歩させるなんて
想像しただけでも可哀そうに思えてしまいますよね。
外と室内の温度差が激しすぎて体調を壊してしまうんじゃないかという心配のほか、
肉球のしもやけや、雪に埋もれた何かで肉球を怪我してしまう可能性もあるため、
やはり冬の散歩は行かないほうが無難です。
では北海道でチワワを飼っている飼い主さんたちは
冬の散歩についてはどのように考えているのでしょう?
実際にチワワを飼っている私の知人などにも話を聞いてみたのですが、
「冬の散歩は基本的には行かない。行くとしても天気が良くて
気温が比較的高い日に5分程度、気分転換くらいの気持ちで行くくらい。」
とのことでした。他の飼い主さんの意見では、
「散歩には行かないけど、たまに室内ドッグランがあるところに
連れて行ってストレス解消させている。」
や、
「おもちゃを使って室内遊びを指せるようにしている。」
などというように、散歩には連れて行かないけどそれ以外の方法で
チワワにストレスがかからないように体を動かす対策を取っているようです。
まとめ
チワワは体が小さいことから蓄熱する時間が短いため、
冬は洋服を着せるようにする。
冬はケージの中にドーム型のペットベッドを用意したり、
ケージに毛布を掛けたり、湯たんぽを使うなどして
朝まで温かさがキープできるようにしてあげる。
雪国では冬の散歩は色々な危険を伴うため散歩をしない飼い主は多いが、
その分ドッグランやおもちゃでチワワにストレスがかからないための対策をとっている。
可愛いチワワちゃんのためにも冬の対策はしっかり考えてあげましょうね。