夫婦共働きや、子供も学校へ通っている家庭で犬を飼う場合、
犬に留守番をしてもらうことは必要不可欠ですよね。
ママが短時間パートで早く帰って来る、あるいは
子供が小学生で帰りが早いのであれば、愛犬のお留守番の時間も短くていいのですが、
パパもママもフルタイム勤務や、
子供が大きくて、部活などで帰りが遅くなるとなると、
愛犬のお留守番の時間はグンと伸びてしまいます。
長いお留守番で気をつけてあげるべきは「退屈」と「寂しさ」を感じさせないこと。
やることがない退屈さと、構ってくれる人がいない寂しさは
犬のお留守番中に感じる2大ストレスなので、
これらを感じさせないように飼い主さんたちが工夫をし、
絆を深める対策をとりましょう。
犬のお留守番時間が共働きで長くなる日は”朝散歩”に連れていく
犬を朝、散歩に連れ出すことで体力が発散されます。
ある程度疲れることで、長いお留守番でも寝て過ごしやすくなります。
寝てさえいれば退屈や寂しさは感じることはありません。
ですが飼い主さんにも余裕がなく、毎日忙しくてお疲れの方も多いですよね。
朝の早起きが苦手でなかなか朝のお散歩に連れて行ってあげられない場合は、
ゴミ出しに行く時など、ほんの少しの時間だけでも一緒に連れ出してあげることで、
「外に出られた」と愛犬の満足度も上がるでしょう。
または、いっそ朝のお散歩を「家族当番制」にしててみはどうでしょう。
毎日誰か1人がお散歩に行くとなると、それはそれで心に負担がかかりますが、
家族全員持ち回りにすれば、自分の当番の日だけ30分早起きすればいいのです。
それならできそうな気がしませんか?
毎日愛犬に長いお留守番をさせることを心苦しく感じているなら
みんなで頑張って30分早く起きてお散歩に連れて行ってあげることで
飼い主さんが抱いている愛犬への罪悪感も和らげることができますよ^^
犬にお留守番をさせる時に退屈させない工夫を
朝のお散歩から帰ってきて程よく疲れた犬は寝ることで
退屈や寂しさから気を紛らわせることができます。
ですがそれでもお留守番の時間が6時間以上になると
さすがに寝続けられるものではありませんよね^^;
退屈を紛らわせるためにはお気に入りのおもちゃや
一人遊び用ができるコングなどのおもちゃなどを用意しましょう。
コングの中に色々な大きさ、硬さなどを組み合わせたフードを入れて、
ペーストでふたをすればかなりの時間、コングに夢中になることができます。
お留守番の時に必ずあげるようにすれば、愛犬にとって
お留守番=楽しい時間
と思えるようになりますよ。
犬がお留守番中寂しくないようにするコツ
静かな空間に一人でいると犬は寂しさを感じやすいものです。
なので朝起きたらラジオや音楽などをかけて留守中もそのままにしましょう。
毎日の生活音としてラジオや音楽が流れていると、人がいない寂しさは軽減されます。
ただし、これは出かける日だけに限ってしまうと、
ラジオや音楽=お留守番
と学習してしまうので、基本的には出かける出かけないにかかわらず
毎朝必ずラジオや音楽をかけるようにします。
そして寝床に飼い主さんのニオイがついたタオルを敷いてあげると
お留守番中でも飼い主さんの存在を感じ、安心することができます。
ただし、布などを噛む癖がある犬の場合、誤食の危険があるので注意しましょう。
それから「行ってきます」などの言葉かけも寂しさや不安をあおりますので、
出かける直前などにゴハンやおやつをあげて、
それに夢中になっている間にその場をスッと立ち去りましょう。
まとめ
犬に長時間のお留守番をさせるためには、
朝の散歩に連れ出して犬を疲れさせて寝る時間を長くする
お気に入りのおもちゃとおやつを詰めたコングで退屈を紛らわせる
寂しさを感じさせないように毎朝BGMをかけて、そのまま外出する
「行ってきます」の言葉かけはしない
共働き家庭でも犬を飼われている方はたくさんいます。
普段存分に一緒に遊んであげられていないのであれば、
休日にはいつもより長めのお散歩に連れて行ったり、
公園などで一緒に遊んであげることでたくさんコミュニケーションを取りましょう。
そうすれば犬は遊んでくれる飼い主さんにどんどん信頼を深めていきます。
そしてまた翌日からの長い留守番にも落ち着いて対応してくれるようになります。
あなたの愛犬が他のどのワンちゃんよりもお留守番を楽しんでいると
飼い主さん自身も自信を持って言えるよう、色々な工夫をしてあげてくださいね。