出産予定日が学年の変わり目に近いと気になるのが
早生まれと遅生まれではどっちが得か?についてですよね。
だからといって出産する日を操作することは難しいこと。
もし早生まれになったら、遅生まれの子に比べて学力や体力に差ができて不利?
その差っていつまで続くの?
本当のところ、早生まれと遅生まれではどっちがお得なんでしょう?
早生まれと遅生まれの学力の差はいつまで?
早生まれの子と遅生まれの子では、年齢が小さければ小さいほど
その差は大きく感じますよね。
例えば2歳と3歳では語彙力の差は歴然です。
だいたいのお母さんが一番不安になるのは小学校の入学が近くなるころだと思いますが、
「本当に勉強について行けるのかしら・・・。」
という不安は早生まれの子のお母さんだけではありません。
教わったことをできるようになるまでにかかる時間は
もしかしたら多少の差はあるかもしれませんが、
それでも「できなかったこと」が「できるようになる」のはみんな同じです。
そしてその差も少しずつ縮んでいき、小学校低学年になるころには気にならなくなりますよ。
早生まれと遅生まれの体力の差はいつまで?
早生まれと遅生まれでは体格差についても言われますよね。
それは仕方ないとして、では体力差はどうなのでしょう?
これも学力と同じで、年齢が小さければ小さいほど差があるのは当然です。
ですが、外を走り回れるようになり、公園などの遊具で一人で遊べるようになったら、
そこには体力の差はもうないのではないでしょうか。
実際、私には7月生まれの姉と、同じく7月生まれの弟がいて、
私は2月生まれなのですが、3人の中では一番運動能力が高かったです。
身長も、姉が中学校入学時点で150cmなかったのに対し、私の中学校入学時点では155cm、
同学年の4月生まれの友達は高校を卒業する頃152~3cmだったのに対し、私は160cmを超えていました。
確かに幼稚園の頃は整列の時には前から3番目でしたが、
小学校で学年が上がるにつれてどんどん後ろに下がっていき、
最終的には後ろから2番目になっていました。
私個人としては、体力も体格も差を気にしたことは一度もありませんでした。
体格はともかくとして、体力の差は体を動かすのが好きかどうかで変わってくると思います。
早生まれと遅生まれはどっちが得なの?メリット・デメリットについて
早生まれと遅生まれ、結局どっちが得なのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
早生まれのメリット
・同じ年に生まれた子より早く色んな経験ができる
・遅生まれのこと一緒に過ごすことで刺激を受け、経験の幅が広がる
・幼稚園や小学校に早く入れるため、ママの手が離れるのが早い
早生まれのデメリット
・生活習慣や言葉の面で、遅生まれの子と比べて差を感じることが多い
・早生まれだからと助けてもらう機会が多いため、依存しやすい環境になりがち、
それゆえに発達の遅れに気づきにくいケースも・・・
大きくなってからは、
・高校3年生で免許を取りに行く際に影響がある
・成人式で皆と一緒にお酒が飲めない
遅生まれのメリット
・早生まれに比べて成長が早い
・できることが多い
・幼稚園や小学校に入るまでの時間が長いため、ママと長く一緒にいられる
遅生まれのデメリット
・早生まれの子はできたらスゴイと褒められるのに対し遅生まれはできて当たり前と思われる
・できない子への手助けを当たり前のように求められる
大きくなってからは、
・いつまでも「年上」ということで早生まれに年寄り扱いされる
早生まれと遅生まれでは金銭的にはどっちがお得?
早生まれは扶養控除の適用を受ける年が遅生まれに比べて1年近く少なくなったり、
児童手当でも4月の遅生まれの子と3月生まれの子で考えると最大11か月の差が生まれるので、
早生まれのほうが損
と思われがちです。
でも遅生まれは幼稚園や小学校へ入るまでの期間が長く、
その間の生活費はその分多くかかっているので、
その分で十分に相殺できそうですよね。
結果的には両方それなりにメリット・デメリットがあり、
だから○○生まれのほうが得、または損ということはないというのが結論。
当たり前か(笑)
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まとめ
早生まれと遅生まれの学力の違いは小学校低学年でほぼ気にならなくなる。
体格の差は年齢が小さいうちは感じるものの、体力の差は個人差があるため、
早生まれ、遅生まれの違いはあまり関係しない。
どっちが得かについては、両方にメリット・デメリットがあるためどちらともいえない。
育児書なんかでは月齢ごとにできるようになることが書かれていて、
「うちの子はまだ寝がえりができない」とか
「言葉を話さない」と不安になるお母さんもいますが、
同じ月齢でも差があるものです。
それに比べたら1年近く年齢差があること思えばできる、できないに差があって当然。
たまに「早生まれは何かと不利だから遅生まれがいい」なんてことも聞きますが、
子供を妊娠できない人のことをを思えば何とも贅沢な話ですよね。
子供はどの子も教えれば教えた分だけ吸収します。
吸収速度に違いがあっても一つの個性として受け入れてあげましょう。