奨学金の返済額は毎月いくら?変更はできる?返済がきついと感じたら・・・

奨学金の毎月の返済額はいくら?

奨学金を借りて生活している大学4年生の皆さんの多くは

いよいよもうすぐ社会人ですね。

本格的に一人前の大人として社会にはばたく姿は新鮮でワクワクします。

社会人1年目はおそらく大抵の場合、初任給は少なめです。

そして今まで同じ大学で同じ勉強をしていたとしても
就職先によってお給料に差が生じます。

社会保険なども引かれるため手取りは雀の涙、なんてことも。

そんな給与明細を見ていると、10月から始まる奨学金の返済に不安を覚える人も多いハズ。

そこで、貸与月額別に毎月の返済額や、

月の返済額を途中で変更することはできるのか、

返還回数が最長だけど返済がきついと感じる時の裏ワザをご紹介します。

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奨学金の返済額は毎月いくらかかる?

自分が借りた奨学金の毎月の返済額はどれくらいになるのか気になりますよね。

そこで、第一種、第二種それぞれ4年制と6年制に分けて返済額を掲載しました。

第一種奨学金の毎月の返済額

4年制(貸与月数48か月)6年制(貸与月数72か月)
通学形態貸与月額貸与総額返還月額返還年数(回数)
国・公立自宅45,000円2,160,000円12,857円14年(168回)
自宅外51,000円2,448,000円13,600円15年(180回)
私立自宅54,000円2,592,000円14,400円15年(180回)
自宅外64,000円3,072,000円14,222円18年(216回)
国・公・私立自宅・自宅外30,000円1,440,000円9,230円13年(156回)
通学形態貸与月額貸与総額返還月額返還年数(回数)
国・公立自宅45,000円3,240,000円14,210円19年(228回)
自宅外51,000円3,672,000円15,300円20年(240回)
私立自宅54,000円3,888,000円16,200円20年(240回)
自宅外64,000円4,608,000円19,200円20年(240回)
国・公・私立自宅・自宅外30,000円2,160,000円12,857円14年(168回)

第二種奨学金の毎月の返済額

二種は有利子なので、利子の上限である3%での返済額を掲載しています。

あくまで返済額の「上限」なので、実際にはこれより低利率のため、返済額は低くなります。

4年制(貸与月数48か月)5年制(貸与月数60か月)6年制(貸与月数72か月)
貸与月額貸与総額返済総額返還月額(上限)返還年数(回数)
30,000円1,440,000円1,761,917円11,293円13年(156回)
50,000円2,400,000円3,018,568円16,769円15年(180回)
80,000円3,840,000円5,167,586円21,531円20年(240回)
100,000円4,800,000円6,459,510円26,914円20年(240回)
120,000円5,760,000円7,751,445円32,297円20年(240回)
貸与月額貸与総額返済総額返還月額(上限)返還年数(回数)
30,000円1,800,000円2,202,404円14,117円13年(156回)
50,000円3,000,000円3,877,457円19,007円17年(204回)
80,000円4,800,000円6,459,510円26,914円20年(240回)
100,000円6,000,000円8,074,435円33,642円20年(240回)
120,000円7,200,000円9,689,270円40,372円20年(240回)
貸与月額貸与総額返済総額返還月額(上限)返還年数(回数)
30,000円2,160,000円2,679,629円15,590円14年(168回)
50,000円3,600,000円4,844,592円20,185円20年(240回)
80,000円5,760,000円7,751,445円32,297円20年(240回)
100,000円7,200,000円9,689,270円40,372円20年(240回)
120,000円8,640,000円11,627,154円48,446円20年(240回)

第一種奨学金と第二種奨学金の併用した場合の毎月の返済額

第一種奨学金と第二種奨学金の併用した場合の毎月の返済額は、

上図表の返済額を並行して返済することになります。

例えば自宅からは遠い国立大学へ4年間通ったAさんが

第一種奨学金を月額51,000円、第二種奨学金を月額50,000円

借りていたとします。

第一種奨学金の毎月の返済額は13,600円、

第二種奨学金の毎月の返済額は16,769円なので、

Aさんの月の返済額は

13,600円 + 16,769円 = 30,369円

となります。

この場合の返還年数はどちらも15年ですが、最長では20年になるものもあります。

月々の返済額はもちろんのこと、支払いが終わるまでの年数も考えて

借り過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

奨学金毎月の返済額を変更することはできる?

奨学金の毎月の返済額を変更することは可能です。

ただし、

変更ができるのは1度だけ。

減額はともかくとして、

「思ったよりお給料の手取りが多いから増額しようかな」

という場合はちょっと待ってください。

返済額を増額した後でもし転職してしまったり、あるいは

今後勤め先の会社の状況が悪くなりお給料が減ってしまう場合なども十分に考えられます。

人生は5年先でさえ何が起こるかわからないものです。

もし早く返済を終わらせたいと考えるのであれば、

毎月の返済額を増額するよりも、

貯金しておいて「繰り越し返済」することをおすすめします。

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奨学金の返済がきついと感じたら

思ったよりもお給料が少ない。

想像以上に生活費がかかってしまい返済がきつい。

奨学金の返済額を減額したいけど返済年数は最長にしているから、
これ以上減額することができない

という場合には、

返済猶予制度という裏ワザがあります。

返済猶予制度には、

・返還期限猶予

・減額返還

という2種類があるので、その違いをご説明しますね。

返還期限猶予

返還期限猶予に申請することで、

返済を1年間待ってもらうことができます。そして、

1年ごとに申請することで最長10年まで延長することが可能です。

ただしこれには

収入基準:給与所得者(年収300万円以下)、給与所得以外の者(年間所得200万円以下)

という条件があります。

減額返還

減額返還に申請することで、

月々の返済額を2分の1、または3分の1に減額し、その倍の期間で返済できるようになります。そして、

1年ごとに申請することで最長15年まで延長することが可能です。

ですがこちらにも

収入基準:給与所得者(年収325万円以下)、給与所得以外の者(年間所得225万円以下)

という条件があります。

所得連動変換精度(第一種奨学金のみ対象)

返還期限猶予と減額返還は第一種、第二種に共通した猶予措置ですが、

実は第一種奨学金にはもう一つ「所得連動返還制度」というのがあるんです。

どういうものかと言いますと、

卒業後の収入に応じて返還月額が調整される

という仕組みになっています。

ただし、返還期限猶予や減額返還のように「いつまで」という期限がないので、

返済が終わるまでただひたすらに毎月お金を引かれ続けます^^;

ですがこのように、奨学金の返済には一般のローンとは違い、

困ったときの対処法が充実していますので、

毎月の返済が苦しい、きついと感じた時には早めに対処するようにしましょう。

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まとめ

毎月返済する奨学金の返済額は第一種か第二種、4年制か5年制か6年制か、そして貸与金額による。

奨学金の返済額を変更することはできるが、チャンスは1度だけ。

減額はともかく、返済を早めたいのであれば増額よりも繰り上げ返済がおすすめ。

もし返済がきついと感じたら返済期限猶予または減額返済を申請する。

就職してみないことには自分がどれくらい稼げるのかはわかりませんよね。

ですが借金の返済は後回しにして万が一延滞してしまうと大変なことになります。

「ブラックリスト」に載ってしまうと便利なクレジットカードが一切使えなくなってしまうだけでなく、

今後、自動車や家を購入する際にローンが通らなくなってしまいます。

「支払い」を延滞してしまうと社会的信用がなくなってしまうのでくれぐれも注意しましょうね。

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