雛人形ずっと飾るのとずっと出してないのはどっちが悪い?処分時期はいつ?

七段飾り雛人形

娘が生まれた時、両親が張り切ってプレゼントしてくれた7段飾りの雛人形。

貰った時には「娘が可愛いから奮発してくれたんだ」という感謝の気持ちとは裏腹に

「うわぁ、飾るのもしまうのも大変そう・・・。」

と思うのが本音だったりもしますよね。

最近ではマンションなどの狭小住宅でも飾れるケース入りのものだと、
箱からケースを出して完了!と超ラクチン。

コンパクトで出し入れも簡単だと毎年時期が来たときに
飾ったりしまったりするのも簡単ですが、7段飾りだとそうはいきません。

誰かの手を借りないと飾るのも大変!

子供が小さいうちは喜んで一緒に飾ってくれたけど、
子供が大きくなると手伝ってくれなくなり、結果「出さない」という年も・・・。

今年はやっと出したと思ったら今度はしまうのも一苦労なため、
ついついしまうのを先延ばしにしてしまったりなんてこともあるのでは?

でもそのせいで娘の婚期が本当に遅れては困るので
なるべく早くしまうようにしなきゃとプレッシャーに感じることも。

そこで、雛人形をずっと飾り続けるのと、ずっとしまいっぱなしにしているのとでは
どちらが良くないのか?

大きな雛人形を処分してもいい時期はいつかについて考えます。

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雛人形をずっと飾ると婚期が遅れるってホント?

雛人形をいつまでも飾ったままにしていると、
その子の婚期が遅くなるというのは有名な言い伝えですよね。

それは根拠のない単なる迷信だとは思いますが、

不思議とそれを「本当かも?」と思わせる統計学があるのです。

雛人形を出しっ放しの人と、雛人形をすぐにしまう人の婚期を調べたところ、
雛人形を出しっ放しにしていた人の方が婚期が遅かったそうです。

これには諸説ありまして、

役割を終えた雛人形をいつまでも出しっ放しにしておくことが、

「無精でだらしがない」という印象を与えるため、

「嫁には不向き」と思われてしまう

というのが理由の一つになっています。

これだとなんとなく納得できますよね。

他にも説はあるものの、ゲンを担いだものが多く

雛人形は女性の幸せの象徴であり、
嫁ぐことを「片付く」と表現されることから、いつのまにか

早く片付く = 早く嫁ぐ

と言われるようになったというようなものがあります。

ちなみに「早い時期から飾り始めるると、結婚が早まる」

とも言われているんだとか。

雛人形をずっと出していないでいるとどうなる?

せっかく立派な雛人形をプレゼントされても
飾るスペースを確保できなければ出すこともできません。

ですが毎年雛人形を飾るためだけに、わざわざ一室のものを移動したりするのはしんどいですよね。

それでも娘が小さいうちなら頑張って一緒に飾ってたけど、

そのうち娘自体が雛人形を飾ることを面倒くさがって
手伝ってくれなくなると、そもそも「出さない」なんて年も出てきたり・・・。

物置の一角を占領し続けたままの雛人形、ずっと出していないでいるとどうなるの?

まさか娘に災いが起こる!?(((((゚Д゚;)))))))

7段飾りを買ってもらったお宅では出し入れに悩むという経験をされた方がとても多く、

その方たちは最終的にどのようにしたかというと、

お内裏様とお雛様だけを出して飾る

ようにしたそうです。

ちょっとした台になる板を用意し、お雛様用の赤い布を被せ、

お内裏様、お雛様、、金屏風、雪洞などだけでも出して飾るようにすれば

今年も雛人形出してあげなかった orz

という罪悪感はかなり少なくなります。

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雛人形を処分していい時期は?

娘が大きくなって飾らなくなった雛人形はいつ処分したらよいのでしょう?

娘が20歳になったら?それとも結婚したら?

結婚しなかったらいつまでも出して飾り続けなきゃいけないの?

雛人形を処分する時期に明確な決まりはないそうです。

ですが雛人形は子供の身代わりとなって役を引き受けてくれるもの。

一人前の大人に成長した娘にとってはもうその役目は十分果たしたことになるでしょう。

収納スペースや飾るスペースなどに困っているのであれば、
いつまでも置いておく必要はありません。

最後にもう一度だけ飾ってあげて娘を守ってくれたことに感謝しましょう。

雛人形を処分する前に・・・

では処分方法についてはどのようなものがあるのでしょう?

7段飾りなどの本格的なものであれば、お近くの保育園や幼稚園、児童養護施設や

老人介護施設に寄付を申し出てみてはいかがでしょう。

意外と喜んで引き取ってくれるところもあるようですよ。

ですが、それでも引き取り手が見つからなかった場合には、
人形供養を行っているところがありますのでそちらに問い合わせましょう。

「人形供養 ○○(住んでいる地名)」で検索をすると見つかります。

処分にかかる料金の相場は大体3,000円~5,000円程度のようですが、

7段飾りの規模になるともしかしたらそれ以上かかるかもしれません。

まとめ

雛人形ずっと飾ったままいると婚期が遅れるというのは単なる言い伝えではあるが、
片付けない=だらしがないという印象から片付ける人よりも婚期が遅いのは確か。

雛人形をずっと出してないからといって
災いが起こるというようなことはないとしても、

雛人形が娘にとっての「厄除け」の役割を担っている以上、
出すのが大変であればせめてお内裏様とお雛様だけでも飾るようにした方がよい。

雛人形を処分していい時期は明確な決まりはない。

娘が大人になり、もう飾らなくなったキレイなままの雛人形を
処分するのであればまずは近所の施設に寄付を申し出てみる。

雛人形は立派であればあるほど処分に困りますよね。

ですがどこかでそれを喜んで引き取ってくれるところがあれば、
こちらとしてもありがたいですよね。

施設であれば間違いなく毎年出して飾ってくれるでしょうから、
きっとお人形たちも喜んでくれますよ^^

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