札幌の中心部にホテルを取り、観光を楽しむとなると、
多くの方の目的はイベントやレジャー施設、そして美味しい食べ物ではないでしょうか。
朝から夜まで丸一日かけて札幌の街を堪能し、
ホテルに戻る頃にはヘトヘトになっていると思います。
ですがもしゴールデンウィークに札幌を訪れるのであれば、
ホテルのそばから見える「景色」に目を向けてみてください。
札幌の中心部から歩いてすぐのところに桜の観光名所があったりするんですよ。
ホテルによっては部屋の窓から桜を見ることができるかも。
今回は、札幌観光のついでに桜が見られるお気軽スポットをご紹介します。
札幌中心部に近い桜①~大通公園
ゴールデンウィーク前後に桜の満開を迎える北海道。
まずは札幌の「顔」ともいえる札幌大通公園をご紹介。
さっぽろテレビ塔がある大通1丁目から
札幌資料館がある大通13丁目まである公園は整備され、
満開の桜と共に花壇にはパンジーやチューリップも見られます。
大通公園でぜひ見てもらいたいのが、ひっそりと目立たない場所にある像や碑です。
北海道の歴史の一端や文化に触れることができるんです。
観光される方は他に行くところがあるでしょうから、
ゆっくり説明文など読んでいる暇はないかもですが^^;
忘れちゃいけないのは『とうきび(とうもろこし)ワゴン』。
醤油の芳ばしい香りがたまりません。
ちなみに大通公園で売られている「とうきび(とうもろこし)」は、
「茹で」と「焼き」の2種類があります。
石川啄木の「とうもろこしの焼くるにおいよ」は焼きとうきびの
醤油の芳ばしい香りのことなんですって^^
ベンチが至る所にありますので、とうもろこしを食べたり、一休みしたり、
ランチしたり、読書したりというように、
地元民と観光客が入り混じる空間でもあります。
桜の時期が終わるか終わらないかというくらいから今度はライラックが咲き始め、
ライラックまつりが開催されます。
「花より団子派」には北海道ワインや各国の料理を売る屋台もあり楽しめますよ。
インスタ映えポイントとしては、札幌テレビ塔をバックにするのがメジャーですが、
西13丁目の札幌市資料館付近が実は一番キレイでフォトジェニックだったりします。
7月から8月にかけては「さっぽろ夏まつり」というイベントが開催され、
大通公園一帯が巨大ビアガーデンへと変わります。
1丁目から12丁目まで続くビアガーデンは札幌市民にとって昔からある恒例行事ですが、
どうやら他ではこの規模のビアガーデンは存在しないらしいですね。
夏に札幌観光を予定されている方は是非一度行ってみるといいですよ。
きっと驚きの出会いがたくさんありますから(笑)
住所:札幌市中央区 大通西1丁目~13丁目
公式サイト:大通公園
札幌中心部に近い桜②~北海道庁
北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」は、駅から徒歩5分の所にあり、
独特な雰囲気を醸し出すれんが造りの建物なのですぐにわかります。
敷地内には季節によって咲く花が植えられていて、5月中旬はボタン桜とチューリップが満開です。
前庭に八重桜が咲き誇ります。
5月GW中は桜が満開で、どこから写してもインスタ映え間違いなしのキレイな写真が撮れますよ^^
それに大きなこいのぼりもあるので、私はこの季節がオススメです。
旧本庁舎は、1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式で建てられた
レンガづくりの雰囲気ある建物で、
明治時代に作られた歪みのあるガラスや化粧枠にしまわれた寒さ対策の二重扉などが特徴です。
館内は無料公開されているので、タダで北海道の歴史を知ることができますよ!
ただし、歴史的な建物ですので、階段の段差が大きかったり、急だったりと、
ご高齢の方の場合、館内見学は多少ご苦労されるかもしれません。。。
常駐している観光ボランティアスタッフがいて、
重厚な木の階段、古いガラスのはまった窓、組木の床、戦前の北海道、
樺太の展示解説、道内の産品などなど・・・
の説明を聞きながら見学することもできます。
正門向かいの道路を渡ると北3条広場、通称「アカプラ」と呼ばれる広場があります。
大通公園ほどではないですが、コチラでも割としょっちゅうイベントをやっていたり、
美味しい飲食店もたくさん入っていますので、
札幌観光の際は立ち寄ってみる価値のある場所ですよ。
住所:札幌市中央区北3条西6
公式サイト:赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)
札幌中心部に近い桜③~中島公園
大通公園を南下し、豊平川を渡った先にある中島公園。
周辺のホテルに宿泊予定であればぜひ、朝散歩をおすすめします。
澄んだ空気と木々が心地よいと評判なんですヨ^^
エリア内はコンサートホールKitaraや天文台もあり札幌の文化施設も併設されています。
庭園エリアや広場エリアなど、なかなかバラエティに富んだ公園です。
市街地にありながら広く自然豊かで、しかも2つの地下鉄駅直結という好アクセスが特徴。
菖蒲池を中心に立派な日本庭園、そしてフォトスポットになっている豊平館、弥彦神社などが、
緑の中に点在していて、とにかく気持ちのいい名所です。
そこが桜が満開の時期となると、それはそれは見事な美しさで観光客は
期待以上の満足度が得られるようです。
ただし、ベンチで食べ物を食べる時はカラスが近寄ってくることがあるのでご注意くださいね。
住所:札幌市中央区中島公園1
公式サイト:中島公園
札幌関連記事:
・札幌観光で短時間しかない時に!無料で楽しめて大人が子供が喜ぶスポットはココ!
・札幌市民が教える雪まつり ダウンコートや靴の滑り止めやインナーは空港でも手に入る!
・札幌雪まつりのおすすめは前夜祭!見所は?服装や靴の選び方
・札幌イルミネーション38回目の場所と点灯時間は何時から何時まで?
まとめ
札幌地元民がおすすめする観光であまり時間が取れなくても
気軽に立ち寄れる桜の名所 大通公園、北海道庁、中島公園をご紹介しました。
大通公園はもしかしたらイベントをやっていない日の方が少ないのでは?
というくらい、いつも何かしらのイベントが開催されています。
なのでどの時期に来てももちろん思う存分観光を楽しむことができますが、
訪れたことのない時期の札幌もまた他の季節とは違いがあるので、
春、夏、秋、冬、全部の札幌をぜひ経験してみてくださいね!