犬へのコマンドの教え方 おすわり&伏せ編 遊び感覚で教えよう!

犬におすわりのしつけ

犬へのしつけを考えているけど、教え方がわからないという方。

特に犬を初めて飼う人は、何をどうやって教えるのか皆目見当もつきませんよね。

初めて可愛い愛犬にコマンド(命令)を出し、
その通りに行動してくれた時の意思疎通したときの感動たるや!

「言葉が通じた!!」という嬉しさは計り知れません。

犬を飼い始めたあなたにもそんな感動をぜひ味わってもらうべく、

まず始めに覚えさせたいおすわりと伏せの教え方を解説します。

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犬へのコマンドの教え方はまず一緒に楽しむことが基本

「教える」ことに一生懸命になりすぎてただただ熱くなっても
残念ながらその気持ちは犬には伝わりません。

教えるからには早く覚えてほしいと思う気持ちもわからないこともないものの、

やはり犬と飼い主さんの両方が楽しみながらできるのが一番です。

人間の子供同様、「勉強しなさい!!」と頭から湯気を吹き出しながら
語気を荒げて言われると、勉強=怒られて仕方なくするものという印象になり、

やがて勉強と聞くだけで嫌気がさすようになってしまいます。

可愛い子犬にそんな風に感じさせるのは可哀そうですよね。

なので「1回で覚えさせよう」、「今日一日で覚えさせよう」などと気負わずに、

しつける時間は1日5分程度と決めて、

出来なかったら次の日も同じコマンドを、

出来たら次の日は新しいコマンドを覚えさせようくらいに考えて進めましょう。

犬に教える最初のコマンド おすわり

おすわりは、犬がもともとよくする体勢の一つです。

なのでわざわざ指示を出したり、体勢を誘導したりしなくても、
愛犬が自分で考えておすわりをするまで待ち、

おすわりをした時点でタイミングよく褒めてあげましょう。

① 手におやつを持って無言でたたずむ

何気なくおやつを手に持ち、愛犬に話しかけたりせずにただ立ち尽くします。

たまに部屋をうろついてみてもいいです。

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② 犬がおすわりをしたら褒めて”オスワリ”と言いながらおやつをあげる

指示は出さず、犬がおすわりをするのをひたすら待ちます。

おすわりをしたら、そこではじめて「オスワリ」と声をかけて、
おやつを与えながら褒めてあげましょう。

③ ①と②を5回ほど繰り返す

何回かこの流れを繰り返すことで、
「おすわりをするとおやつがもらえる」

と犬が学習します。

やがて犬はどうしたらいいかわからないときは、
とりあえずおすわりをするようになり、

散歩中、飼い主さんが立ち止まるとおすわりをするようになります。

犬に教える最初のコマンド 伏せ

伏せももともと犬がよくする体勢ですが、伏せから動き出すのに時間がかかるので
警戒心が強い犬はやりたがらないため苦手なことも。

コツはしっかりおやつを舐めさせて、犬に抵抗なく伏せの体勢に誘導すること。

① おやつをなめさせながら少し前へ押すようにして手を下ろす

座っている犬に飼い主さんの手に握っているおやつを夢中になるまでなめさせて、
その状態のまま飼い主さんの手を犬の前足の間に向かって下ろしていきます。

② ”フセ”と言いながら手をゆっくりと手前に引く

飼い主さんの手が犬の前足の間まで下りたら、
今度はゆっくりと飼い主さんのほうへ手を引きます。

③ 伏せの体勢になったらご褒美のおやつを与える

犬のお腹と胸が床につく位置まで飼い主さんの手を引いて、
伏せの状態になったら「フセ」と声をかけておやつを与えながら褒めてあげましょう。

この練習を重ねると、指示語を発したり、おやつのニオイを嗅がせなくても
飼い主さんが手を下に出すことが「フセ」の合図と犬が認識するようになります。

まとめ

犬へのコマンドの教え方について、

おすわりも伏せもおやつを使用して毎日遊び感覚で教えることで、
犬が学習し、コマンドを覚えるようになります。

犬は毎日同じ行動することで、この先はどうなるということを先読みするようになります。

我が家の愛犬も、家族が出かけるときにはケージに入れておやつをあげていたら、

出かける用意を始めるだけでそれが「おやつがもらえるサイン」となり
自らケージに入るようになりました^^

犬は想像以上に周囲の様子を分析して先を読んで行動しているんだということを実感しました。

あなたもぜひ愛犬との共通言語や共通サインを手に入れてみてください。

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